大正13年4月2日
4月2日(水曜日)、午前8時30分出勤。
藤田町長は、加藤収入役を同伴して本県庁へ出張した。
3月分の戸籍・裁判所見出しを作成、送付した。その他、収入事務を取り扱った。本日の収納、525円45銭。内、支払、37円41銭。
午後4時10分退庁。
解説
この日は、町長が収入役を同伴して県庁へ出張しました。当時の大磯町は、震災で税収が落ち込む中、小学校再建を始めとする多額の復興資金の調達を、県からの借入れで賄おうとしていましたので、その用件で出かけたのかもしれません。
一方小見助役は、定例の書類作成事務と、収入役代理として収納金処理を行って一日を終えたようです。
更新日:2024年04月02日