大正13年3月22日

更新日:2024年03月22日

3月22日(土曜日)、午前8時40分出勤。

本日も引続き営業調査があった。

藤田町長は午前10時30分頃出勤され、すぐに海岸防波堤の件で県庁へ出張された。

軍事救護金を受付。

戸籍研究会が開催された。出席者は大野・須馬・平塚・金田・豊田・土澤・国府・吾妻・大磯・旭の10町村。瀬戸監督書記は急用で欠席した。昼食を取り、午後2時散会となる。藤田会長が不在のため、助役が会長代理を務める。

午後3時50分退庁。

解説

営業税の調査がありました。営業税は制定当初から実際の収益にかける税ではないなどの問題があり、納税者は1914年(大正3年)に廃税運動を起こしました。1922年(大正11年)頃から営業税反対運動が再度起こり、1926年(大正15年)営業税は営業収益税となり廃止されます。

藤田町長は海岸防波堤の件で県庁へ出張しました。震災からの復旧補助金申請のためでしょうか。

参考

租税史料室平成23年度特別展示「営業税が国税であった時代」

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