大正13年9月7日

更新日:2024年08月04日

9月7日(日曜日)、休日。

午後6時から、海水浴場委員並びに復興委員を役場に召集した。出席者は、梅田・脇・奥山・三宅・浅沼・藤田町長・小見助役であった。議題は、停車場前の石碑や海水浴材料置き場などであった。会用に1円分の茶菓子を新杵に注文した。午後11時に散会し、帰宅した。

解説

今日は日曜日ですが、夕方から夜遅くまで復興委員会が開かれました。今日で海水浴場は閉鎖しますので、材料置き場の件を早急に協議したのでしょう。停車場前の石碑とは、現在も駅前に現存する「海内第一避暑地の碑」のことと思われます。この碑は、明治41(1908)年、日本新聞社が企画した「避暑地ランキング」の投票で第1位となった記念に、駅前に建てられたものです。駅前にあった庭園の撤廃を計画していることから、関連した協議事項があったのかもしれません。

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