大正12年7月27日

更新日:2023年07月27日

7月27日(金曜日)、午前8時10分出勤。

本日の皇太子殿下の富士山御登山は、晴天の模様。

例月裁判所へ送付する戸籍簿見出し作成事務に従事する。

稲荷松海岸に溺死体が漂着する。中西巡視・加藤書記が出張して仮埋葬する。

午後2時頃、警察署員が来場。本年の県会議員改選準備のため、選挙人名簿を書写した。

午後2時半頃、藤田町長は大磯駅と小学校に出張された。

町長が帰場される前に、午後3時30分退庁した。

解説

皇太子(昭和天皇)の富士登山が晴天であったことを、小見助役も喜んでいるようです。昭和天皇は、のち、昭和32年(1957)に再び富士登山をしているようです。この年から5合目までバスも通るようになりました。夏の夜、富士山を見ると頂上に向かって点々と灯りの列が見えます。きっと御来光を見るための登山客の灯りと想像しています。

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