大正12年7月5日
7月5日(木曜日)、午前8時20分出勤。
午前9時頃、台町代表 長島漸作・石井佐太郎の両名が来場し、下水工事について町長に面会を求められた。藤田町長は土木派出所長との面会を約束し、午前10時50分に二人は帰られた。
午後0時30分頃、石井佐太郎・長島漸作の両氏に面会。いろいろと交渉したが要領を得なかったため、午後3時半頃役場に戻り、町長に復命した。
午後4時10分退庁。
解説
この日は、台町を代表して二人の人物が、下水工事の件で町長に面会に来ました。彼等は共に元町会議員。長島漸作は第9代町長(任期・明治44年8月~大正3年5月)も務めた人物です。面会内容の詳細はわかりませんが、なぜか町長の対応は曖昧です。帰って行った二人に対し、小見助役が二人を訪ねて対応したようですが、結局上手くいかなかったようです。この事案については、この後引き続き記載されていきます。
更新日:2023年07月05日