大正12年4月29日
4月29日(日曜日)
西小磯西区の本年度町・県税の取立に従事する。集金総額は1,400円余。昨日28日は西小磯東区の取立に従事し、集金総額は3,070円余となる。2日間の合計は4,470円余。
解説
この日は日曜日にもかかわらず町・県税の集金に従事、前日の土曜日も集金に携わったようです。小見助役は坦々と業務を担う人です。
現在も4月、5月と各種の納税がありますが、当時は町吏員だけでなく区長・区長代理も国・県・町税の取立を行っていました。下記の参考文献によると、小見助役が役場業務に追われていることが理解できます。
参考
井川博『旧地方自治制度の発展』自治体国際化協会、2010年
更新日:2023年04月29日