大正12年3月23日
3月23日(金曜日)、午前8時30分出勤。
昨日22日、藤田町長は三宅・青木の両委員と共に、学校増築敷地の件について、東京の岩崎本邸に伺った。
戸籍謄抄本に従事した。午後より、加藤収入役は私用のため藤沢に出かけたので、収入事務を取扱った。
午後3時頃、藤田町長は実家の法要のため早退した。
本日で小星県属・浅沼郡書記は営業調べの最終日を迎え、佐藤主任書記も参加し、午後4時30分に終了した。
午後4時10分退庁後、明日24日の大磯小学校卒業証書授与式終了後、教員一同を役場楼上ヘ召集して、手料理を振る舞う予定があるため、その相談会を開いた。三宅・渡辺・奥山・大内らが参加した。午後8時頃散会。
解説
前日22日は休日でしたが、藤田町長と三宅・青木の3名は、学校増築敷地の件で東京の岩崎邸を訪問しました。岩崎久弥に会えて、交渉が進んだのでしょうか。
この日で、小星県属と浅沼郡書記は、3日間の営業調べを無事終えました。大正15年(1926)に今までの営業税は廃止され、営業収益税と改められます。
小見助役は、4時10分に退庁し、改めて会合を開きました。翌日は大磯小学校の卒業証書授与式があり、その後、教員一同を役場に招待して、料理を振る舞うようです。その相談をし、話はまとまったようです。
更新日:2023年03月23日