大正12年2月4日
2月4日(日曜日)、休日。今日は節分。
解説
この日は日曜日で休日ですが、小見助役は、それだけではなく「本日節分」と記載しています。 節分の日は、太陽の動きに基づいて季節を分ける二十四節気の一つ「立春」の前日をさすので、年によって変動します。
今年(2023年)の「立春」は、今日2月4日ですが、日誌の記述から大正12年(1923年)の立春は、2月5日だったとわかります。 現在ではあまり意識されていませんが、古くから「立春」は、春の兆しが見え始めるという意味で、暦の上では一年が始まる日(新年)と捉えられてきました。前日の「節分」は「年越し」になります。 小見助役が「本日節分」と記したのは、この日を「年越しの節目」と感じていたからかもしれません。
更新日:2023年02月04日