大正12年6月14日
6月14日(木曜日)、午前8時40分出勤。
南本町の三輪八百吉氏の別荘にて不幸があった。例により、町から供物料を贈った。佐藤書記が町を代表して、東京浅草の向柳原町の自宅にて執り行われた告別式に参列した。
町役場の楼上において、郵便局長の事務研究会が行われた。
加藤収入役は私用で欠席したため、収入事務を扱った。
午後1時半頃、藤田町長は公用で外出し、2時半頃、町役場に戻られた。
加藤書記は私用のため欠席。
午後4時10分退庁。
解説
三輪八百吉については、詳しいことはわかりません。別荘所有者に対しては、慶事や弔事に必ず町役場の関係者がお祝いやお見舞いに行っていて、当時の大事な仕事であったことがうかがえます。
更新日:2023年06月14日