大正12年6月13日
6月13日(水曜日)、午前8時30分出勤。
戸籍謄本に忙殺。
午前10時15分、大磯小学校の新校長 霜島新七氏赴任。旧校長の斎藤氏及び波多野吉蔵訓導と同伴で、大磯町役場へ来られた。赴任の挨拶をされた。同時に、学務委員と面会された。その後、藤田町長と学務委員は小学校へ行き、新旧の事務引継に立ち会う予定であったが、都合によって、備品台帳を整理した上で、改めて近いうちに、町長が立ち会って正式に引継をすることになった。
16日午後3時、雨天でなければ鰤敷事務所へ土木委員及び海水浴場委員が集合すること。雨天の場合は、町役場へ集合することになったと、藤田町長から報告があった。
霜島新校長から、役場吏員一同へ、茶菓の饗応があった。
藤田町長は、新校長の霜島新七氏へ5月31日付けで辞令が交付されたことを、議員・区長及び青年団長へ通知された。
午後4時10分退庁。
解説
前日に続き、この日も大磯小学校校長の交代に関する記事です。前日、涙?のお別れをした斎藤前校長ですが、引き継ぎのため、新校長と一緒に町役場を訪ねています。新校長は霜島新七先生。大磯小学校では4代目の校長先生です。
しかしながら、事務の引き継ぎは、備品台帳に不備があったためか、延期になってしまったようです。
更新日:2023年06月13日