大正11年9月22日

更新日:2022年09月22日

9月22日(金曜日)、午前8時30分出勤。

渡辺書記が早退したため、戸籍謄抄本事務に忙殺される。

午後2時、藤田町長は梶山氏の採用について警察署へ出頭する。署長と打合せの予定。

国府村と吾妻村両校の生徒たちが大磯小学校で体操の練習をした。

午後4時30退庁。

解説

9月18日の日誌によると、藤田町長は隔離病舎の事務員採用の件で、警察署へ出張しています。この日は、梶山氏を採用する件で警察署長の了承を得るようです。当時、地域の衛生を担当する部署は警察署で、費用は町が負担していました。

大磯小学校で体操の講習会があり、国府村と吾妻村(現在の二宮町)の小学校生徒たちが体操の練習に見えています。1922年~23年頃は、大正デモクラシーを背景に、自由教育運動が進められ、教育研究や実践が盛んに行われていました。県も、各地の小学校でのさまざまな研究実践に対応して、理科指導員・体操指導員・家事裁縫指導員を設置しました。

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