大正11年8月14日
8月14日(月曜日)、午前7時35分出勤。
普通事務に従事した。
午後1時より長嶋書記と共に、台町の土地の境界をめぐる争議に立ち会った。結果、六尺道路の中心に境界線を示す石を埋めることに決まった。台町区長・町会議員・その他総代親戚らが立ち会った。示談はまとまり、双方満足、満足。
午後3時ごろに散会して、すぐに帰宅した。
解説
台町で土地の境界をめぐる争議があったそうです。小見助役はその立会人の一人として、参加しています。立会人に、区長、町会議員、総代や関係者の親戚など多くの人が加わっています。「六尺」は約1.8mなので、車が一台通れる程度の道路の中心に、境界線を示す石を埋めることで示談が成立しました。小見助役も示談成立に安堵してか、満足という言葉を二回記しています。
更新日:2022年08月14日