大正11年8月9日
8月9日(水曜日)、午前7時50分出勤。
本日も、戸籍謄抄本事務に従事した。
今日から、海水浴客のため、正午12時から30分間は水浴を休むことにする。
午後3時10分退庁。
解説
一昨日(7日)に、海水浴客が溺死した事故を受けての安全対策だったのでしょうか。この日から、日中に海水浴を一時休止する時間を作りました。
大磯海水浴場では、1885年(明治18年)の開設以来、海水浴客の安全をはかるため、危険な場所には入らないよう区切りを設けたり、監視小屋を設置したりするなど、さまざまな対策をしてきたことがわかっています。当時の海岸で一時休止がどのように行われたのか、実際どこまで規制できたのか、気になる所です。
更新日:2022年08月09日