大正11年5月30日
5月30日(火曜日)、午前8時出勤。
壮丁名簿を複写する。戸籍謄抄本事務に忙殺される。
午後4時20分退庁。
解説
徴兵検査のための徴兵事務は、当時、市町村が行っていました。戸籍謄抄本の複写に追われ、小見助役はいつも忙殺と表現、日誌の文字も大きな文字になったり荒くなったりします。コピー機があったらと思います。日誌の記載には治癒、平癒、全癒、転帰、退院と語彙がとても豊かで、辞書を引きながら現代文に直しています。
5月30日(火曜日)、午前8時出勤。
壮丁名簿を複写する。戸籍謄抄本事務に忙殺される。
午後4時20分退庁。
徴兵検査のための徴兵事務は、当時、市町村が行っていました。戸籍謄抄本の複写に追われ、小見助役はいつも忙殺と表現、日誌の文字も大きな文字になったり荒くなったりします。コピー機があったらと思います。日誌の記載には治癒、平癒、全癒、転帰、退院と語彙がとても豊かで、辞書を引きながら現代文に直しています。
更新日:2022年05月30日