大正11年4月27日
4月27日(木曜日)、午前7時50分出勤。
西小磯地区で大正11年度前半期分の税の取立に従事する。本日は東地区、明日は西地区分の取立をする予定。
赤十字社・愛国婦人会の慰労金2円8銭を栢木書記に渡す。
南下町で腸チフスの患者が発生し、隔離舎へ入院させた。
町会議員の平田公介氏の母堂が亡くなり、午後2時に妙昌寺の葬儀に会葬した。
午後4時退庁。
午後7時から役場で土木委員会を開催。出席者は、渡辺・青木・郷土・町長・助役の5名。有村氏対倉橋氏の件は、町長に一任することにした。午後10時散会、帰宅。
解説
小見助役は役場内で収入事務、戸籍事務に従事するだけでなく、税の取立のため、西小磯地区に出掛けています。西小磯地区は東区と西区に分かれ、各区長は税の取立も任されていました。 午後4時に退庁した小見助役ですが、午後7時にまた役場へ戻り、土木委員会に参加しました。この日の小見助役は、東奔西走です。
更新日:2022年04月27日