大正10年12月15日

更新日:2021年12月15日

12月15日(木曜日)、午前8時20分出勤。

今日も加藤収入役が私用で欠勤したため、収支事務を取り扱った。

午前10時、高来神社において、天皇陛下のご病気平癒と摂政宮の御奉告祭が行われた。藤田町長が参加した。藤田町長は、午後から登庁した。

午後0時30分、小生は退庁し、2時に西小磯の村社白岩神社にて奉告祭があったため、参加した。祭事が終わり、西小磯の地区の費用の勘定に参加し、午後6時頃帰宅した。

今日は、午後から職印を渡辺書記に、収入役代理領収印を佐藤書記に預けておいた。

解説

当時、大正天皇は病気のため、皇太子の裕仁親王(のちの昭和天皇)が摂政を務めていました。皇太子の摂政就任は、前月の11月25日であり、今日の日誌には、大磯町内の高来神社と白岩神社で就任を奉告する祭事と、天皇の病気平癒の祈願が行われたことが書かれています。

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