大正10年7月13日
7月13日(水曜日)、午前8時5分出勤。
大磯小学校において陸軍在郷軍人の簡閲点呼があった。藤田町長、渡辺主任書記、加藤書記、中西巡視が参加した。
戸籍事務に従事した。
午後0時30分退庁。
解説
大磯小学校で、在郷軍人の簡閲点呼が行われました。在郷軍人は、兵役期間中で入隊していない軍人のことですが、軍人であることを意識付けるために、軍隊の心得などを試問する簡閲点呼が定期的に行われました。在郷軍人という存在が、当時の社会には身近であったことが、小見助役の日誌からわかります。
更新日:2021年07月13日