大正10年5月17日
5月17日(火曜日)、午前7時30分出勤。
戸籍謄本に従事した。
午前から営業者のトラホーム及び健康診断を化粧町で行った。警察医の塩島氏、長島主任、中西巡視が出張し、参加した。
軍事救護金を渡した。
午後2時46分、天皇陛下が大磯駅をご通過された。沼津へ行くため。町長と一緒に奉送した。
午後1時から小学校で学務委員会が行われた。町長が参加した。
午後4時10分退庁。
解説
町内の化粧町という地区を対象に、営業者の健康診断が行われました。対応した人の中に警察医がいます。当時の警察署は、地域の衛生事務も担当していました。
皇族の移動に伴う、大磯駅への奉送迎は、しばしば見られますが、今日は天皇陛下が大磯を通過されました。沼津とは、沼津御用邸のことで、この御用邸は大正天皇が皇太子の時に造営されました。
更新日:2021年05月17日