大正10年5月5日

5月5日（木曜日）、午前9時頃から、長島書記と共に、西小磯の宅地境界について調査するために出張。絵図面を確認し、解決した。西小磯の町会議員や総代、区長も立ち会った。解決に終日かかったため、長島書記共々、役場には出勤しなかった。

午後7時から、西小磯地区において区長と総代の選挙があった。

5月3日に依頼があった、西小磯で宅地の境界があいまいになっている件は、無事決着したようです。揉めないように、助役・書記の他に、議員や総代・区長らまでが終日立ち会って解決に至りました。関係者は、地区の有力者だったのかもしれません。この日、小見助役は書記と共に終日立ち会い、役場には出勤しませんでした。

また、夜には西小磯地区の区長と総代の選挙が行われています。当時の区長と総代は、名実共に地区の責任者で重責を負い、選挙で選ばれていました。