大正10年5月2日

更新日:2021年05月02日

5月2日(月曜日)、午前7時45分出勤。

本日は収入役が遅刻したため、収入事務を取り扱った。

神明町で行われる大掃除に、中西巡視が出張。

午前9時20分、佐藤・長島両書記が県税納付の督促に出張。

午前11時41分大磯発の列車で、小田原の親戚病人を見舞いに行くため早退した。

解説

今日は、神明町で行われた大掃除に立ち会うため、中西巡視が出張しました。

100年前の当時、腸チフスや赤痢などの感染症は、度々流行しては多くの人の命を奪い、恐れられていました。予防対策を徹底するため、定期的に様々な場所の消毒や清掃を行うことが推奨され、地区ごとに行われていたことが、日誌の記載からわかります。

また、この日は書記たちが県税の督促に出張していますが、これは現在とは異なり、町税ばかりでなく県税・国税も町村が徴収して税務署に納めていたためです。今期分の完納は、明後日4日となりました。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 教育部 生涯学習課 郷土資料館
〒255-0005
神奈川県中郡大磯町西小磯446-1
電話番号:0463-61-4700
ファックス:0463-61-4660
メールフォームによるお問い合わせ