大正10年3月26日

更新日:2021年03月26日

3月26日(土曜日)、午前8時10分出勤。

今日も、9時から県職員の高梨氏と郡書記の浅沼氏が役場に見えて、営業調べを引き続き行った。

明日27日午前10時から、中郡役所で米増収・竹木品評会の褒賞授与式を挙行する予定。

午後0時50分退庁。帰宅途中に、二宮長松氏の自宅を訪問した。

解説

営業税は、1878年(明治11)に定められた時は、府県に納める地方税でしたが、1896年(明治29)日清戦争後に財政が拡大した対策として、国税となりました。さらに、日露戦争時に税率を大幅に引き上げ、戦後もそのままであったことから、商工会議所や小売業者などから、度々撤廃あるいは減税を求める営業税反対運動が起こりました。批判の中には、営業税が営業収益に課されるものではなく、収益がなくても課税されることがあるという課税方法の問題によるものもあり、この課税方法を改めるため、1926年(大正15)、営業税は営業収益税となりました。

参考

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