大正10年2月16日
2月16日(水曜日)、午前8時30分出勤。
渡辺書記が金田村へ出張。戸籍謄抄本に忙殺。
18日午後1時に、島津家の葬儀に会葬する予定。町長から命令を受ける。
午後4時退庁。
解説
金田村は、現在の平塚市寺田縄、長持、飯島、入野、入部にあった村です。
島津家は、旧佐土原(さどわら)藩の藩主家で、当時の当主は、島津忠麿でした。佐土原藩は、現在の宮崎県にあった藩です。先々代の忠寛の代から、大磯に別荘を持っていました。忠麿の長女随子が亡くなり、その葬儀に会葬することになったようです。
更新日:2021年02月16日