大正10年1月24日

更新日:2021年01月24日

1月24日(月曜日)、午前8時30分出勤。

戸籍謄抄本事務に忙殺される。

午後1時から、民力涵養演説会を小学校で開催。また、午後6時から、大磯青年団支団長入退式を小学校で執行する予定。

町税の納入あり。

陸地測量師の古川瓢氏が来場。明日から25日程度、人足1人を雇用したいとのことで、小巻氏に人足1人を依頼した。なお、古川氏は南下町に宿泊中。

午後から中西巡視が病気のため早退。加藤書記は、私用で保土ヶ谷方面ヘ行くため、午後から早退。長島書記も私用のため欠席。

午後3時30分に退庁し、帰る途中、民力涵養講演会ヘ出席した。午後5時頃帰宅。

午後7時から、青年団の総会に、町長と一緒に参加。松林右園氏らの講演を拝聴。青年団長の挨拶があり、午後11時30分に散会後、町長と一緒に帰宅。

解説

民力涵養講演会が開かれました。涵養は、「かんよう」と読み、水が自然に染み込むように、ゆっくりと養い育てることを意味します。

民力涵養運動とは、第一次世界大戦後の1919年(大正8)3月、原敬内閣時の床次竹二郎(とこなみたけじろう)内務大臣から、各府県知事宛に発せられた訓令をきっかけに始められた、さまざまな戦後経営事業の総称です。戦後不況と社会不安のもとで、国民生活の充実と国富の増殖を図ることを目的として実施されました。

陸地測量部は、日本陸軍参謀本部の外局で、国内外の地理や地形などの測量・管理等にあたった国家機関です。現在の国土地理院の前身の一つです。

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