大正10年1月15日
1月15日(土曜日)、午前8時30分出勤。
昨日、流会となった町会議員による橋本大磯駅長送別会の協議については、1月17日の午後1時に再召集することとなり、通知を送った。
午後2時46分、東久邇宮妃殿下と三殿下が、山下亀三郎氏の別荘をお訪ねになられるため、大磯停車場へ奉迎した。
午後3時退庁。
解説
流会となってしまった駅長の送別会に関する話し合いは、1月17日に再度行われることになりました。
東久邇宮家には、当時、3人の男子がいました。「三殿下」とは、その3人、盛厚王(当時4歳)、師正王(当時3歳)、彰常王(当時0歳8か月)です。山下亀三郎は、山下汽船の創業者で、大磯に別邸がありました。東久邇宮家は、前年の1月20日にも、山下別邸を訪れています。
更新日:2021年01月15日