大正10年9月17日

更新日:2021年09月17日

9月17日(土曜日)、午前7時30分出勤。

午前8時半頃から長島・中西の二人は家屋調査に出張した。

今年の所得税が決まった。総額約8,000円、賦課率は14である。

午後0時30分退庁。

解説

今日の日誌には、税金のことが書かれています。長島書記と中西巡視が担当した家屋調査は、家屋税を決めるための調査です。家屋税は、現在は当時の地租とともに、固定資産税となっています。

一方、所得税ですが、当時は所得税調査委員が、所得税を納める者から選挙で選ばれ、毎年課税率を決めていました。税金の制度も、今とはだいぶ異なります。

参考

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