大正10年8月24日
8月24日(水曜日)、午前7時50分出勤。
午前10時頃から、台町における宅地境界について、当事者たちから申出があり、長島主任書記と一緒に現場ヘ出張する。いろいろと交渉した結果、境界は現状のままにし、境界に石標を3基立てることによって、示談に至った。時に午後5時となり、役場へは戻らず帰宅した。
解説
助役日誌では、宅地の境界が不明確ということで、しばしば町役場の書記たちが出張することがあります。今回のように、現状のままで示談となる場合もありました。関係者が納得いくまで交渉が続き、結局、午後5時までかかってしまいました。
更新日:2021年08月24日