大正9年12月8日

更新日:2020年12月08日

12月8日(水曜日)、午前8時20分出勤。

本日は普通事務に従事。

午前11時頃、藤田町長は二宮ヘ出かけ、午後3時半頃帰庁された。

午後1時から土木委員会を開き、渡辺・三宅・郷土が出席。青木氏は欠席。4時頃から開催。三沢川の浚渫は否決、その他、数件は町長に一任することとなった。午後7時頃散会し、帰宅。弁当7本を松月に注文。

同時刻に石井佐太郎氏に面会を求めた。

解説

3日に流会となった土木委員会が改めて開かれました。が、どうも町長が出張から戻るまで待っていたうえに、結局案件の多くは町長に一任。松月から取り寄せた弁当を食べて解散、だったようです。ちなみに、浚渫は「しゅんせつ」と読み、川底の土砂をさらう作業のことを意味します。

夜になって、石井佐太郎に面会を求めていますが、何か問題が起きていたようです。石井佐太郎は、町会議員も務めた人物。詳細は伏せられていますが、この後(10日以降)も小見助役は彼に関係した行動の記録を残しています。

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