大正9年7月24日
7月24日(土曜日)、午前7時30分出勤。
福留由五郎氏から、月貫の下水が壊れているとのこと、修繕の依頼があった。
午前11時9分、高松宮殿下が御帰京のため、大磯駅へ奉送した。
相変らず戸籍謄抄本事務を取扱う。
午後1時退庁。
解説
月貫は、月貫道路のことです。駅からさざんか通りを抜けて国道一号線を渡った先の、中栄堂薬局と消防署との間の道です。江戸時代の「大磯宿場絵図」にも、「月貫」の名称が見えます。町外からの大勢の海水浴客もあり、インフラ整備が大変です。
海水浴場が町営になり、夏の間渡辺書記が海水浴場事務所担当となり出張、小見助役が戸籍謄抄本事務を担当しています。「相変わらず」と、少しぼやいているのでしょうか?
更新日:2020年07月24日