大正9年7月15日
7月15日(木曜日)、午前7時20分出勤。
赤痢患者発生。大槻医師から報告があり、患者を隔離舎へ移した。
戸籍謄抄本に忙殺。
高来神社例祭についての通知を出した。
午後3時退庁。
解説
町内で、赤痢患者が発生しました。当時の大磯町では、夏になると、赤痢や腸チフスの患者がしばしば発生していたことが、小見助役の日誌からわかります。小見助役は、患者が発生すると、必ず日誌に記載していたようです。それだけ、大事な出来事であったと言えます。また、そのような意味では、当時は、日常的に感染症への対策を意識せざるを得ない状況にあったとも言えるでしょう。
更新日:2020年07月15日