大正9年7月13日
7月13日(火曜日)、午前7時30分出勤。
戸籍事務に忙殺。
午前11時頃から三宅建築委員が来場し、役場開庁式(落成式)の費用を支払った。同時に、警察署長歓迎会費の支払いも行った。
午後1時頃から大磯町の医師の会合が行われた。避病舎の医師の受け持ちを話し合った。本年度は、曽根田医師が担当することになった。
続いて、高麗神官が高来神社の例祭について、役場楼上にて年番惣代と祭事を話し合った。今年は、長者町と化粧町が当番である。
午後2時退庁。
解説
前日に少し触れられていた避病院(避病舎)のことについて、医師同士の話し合いが行われました。この年は、曽根田医師が担当者になりました。避病院の担当医師は、町内の医師が一年単位で当番制で務めたようです。
そして、高来神社の例祭の話し合いが行われました。この例祭とは、現在も続いている御船祭のことです。
更新日:2020年07月13日