大正9年6月10日

更新日:2020年06月10日

6月10日(木曜日)、午前7時50分出勤。

今日から大正9年徴兵合格者入営のため、戸籍謄抄本の添付準備に従事した。

午後1時から海水浴場委員を召集し、今年の海水浴場の設備願書の提出方法を協議した。茶菓子1円50銭を新杵に注文。午後5時半散会、退庁。

解説

夏が近づいてきました。海水浴場開設の準備がいよいよ始まります。海水浴場の運営については、前年の大正8年(1919)から、全面的に大磯町が単独で運営することになりました。それまでは、旅館組合・出方(でかた)組合(海水茶屋の組合)・町の三者による運営でしたが、大正6年10月の高潮被害などから海水浴場の運営経費がかさみ、町単独での運営へ移行したといわれています(『大磯町史』7)。町では町会議員の中から海水浴場委員を選び、海水浴場の運営を協議しました。

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