大正9年3月7日
3月7日(日曜日)
西小磯村社白岩神社例祭に、藤田町長に代わり供進使となり、助役として幣帛神餞料を供進した。渡辺書記が随行、式は無事終了。祭主は高麗神官、随員は雲出・近藤の2人の神官だった。
解説
村社とは、明治時代に新たに神社を等級化して管理するために定められた社格の一つで、村の鎮守社等が村社とされました。白岩神社は、1873年(明治6年)に村社に列せられています。社格は国家による待遇差を表すもので、格に応じて国庫から幣帛(経費)が支給されました。村社はその一番下にあたりますが、1914年(大正3年)4月からは、加えて例祭の時に町村等の神餞幣帛料の供進(経費支給)を受けることが認められました。この日は、町長の代理として小見助役が供進使となって参加したようです。
更新日:2020年03月07日