大正9年1月31日
1月31日(土曜日)、午前8時30分出勤。
午前9時30分、中郡書記の西海・二宮・木内の三氏が来場し、帳簿調査を行った。栢木主任書記と佐藤書記が対応。
午後から吉野郡長が参観。茶菓子として新杵の菓子を用意した。午後2時40分に郡長の視察は無事終了した。
2月3日は、町会議員を町役場へ召集して、いろいろと協議する予定。
明日1日は、平塚町で耕地整理の発会式があり、町長が出席する予定。
また、明後日2日は、平塚町役場で町村長の集会があり、町長が出席する予定。
午後3時退庁。
解説
この日は、郡の書記による帳簿調査が行われました。当時の町役場は、上位機関である郡によって事務処理を指導される立場にありました。役場の事務が滞りなく行われているのか、厳しいチェックに、当時の書記たちは緊張したかもしれません。さらに、前日に予定されていたとおり、午後からは郡長も来場。午後2時を過ぎて、ようやく視察が終わりました。
ところで、この日は土曜日。本来は、半日勤務のはずだったのですが…。
更新日:2020年01月31日