大磯町郷土資料館ブログ「終戦80年企画展が始まりました」を公開しました
今年は終戦80年を迎える節目の年です。大磯町郷土資料館も地域の戦争を伝えるさまざまな戦争関係資料を所蔵しています。8月2日(土曜日)から、これらの戦争関係資料を伝える企画展を開催しています。
今回の展示では、第2次世界大戦のみならず、その前史として、明治時代以降の徴兵制や日清・日露戦争にかかわる資料も取り上げました。明治時代の日清・日露戦争については、現存するものが少なく、貴重かと思います。
戦争体験者が高齢化し、少なくなるなか、これらの資料は現在を生きる私たちに戦争の悲惨さを伝えてくれる唯一のものとなっていくでしょう。大磯でも空襲があったこと、1945年8月15日以降も戦争が続いていれば戦場になっていたかもしれないことを、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思います。
企画展は10月5日(日曜日)まで開催しています。
終戦記念日の8月15日(金曜日)には、展示解説も行います。13:30に企画展示室にお集りください。
企画展会場の近くに、全国で行われている戦争関係の展示を紹介するコーナーを作りました。終戦80年を機会に、全国の博物館などで関係の展示が行われています。参考にしていただければ幸いです。
更新日:2025年08月10日