在宅避難と日ごろの備え
近年、全国各地で地震や集中豪雨などの自然災害が増加しています。
災害時、避難所に向かわず避難する方法の1つとして「在宅避難」があります。
在宅避難とは
災害時において、ご自宅が津波や洪水等による浸水、土砂の流出などの危険性がない場合、そのままご自宅で生活を送る方法です。
在宅避難をするためには、日ごろからの備蓄が必要になります。
〇 在宅避難の判断ポイント
【発生前】
□住んでいる場所は、被害想定のエリア内ですか?
□住んでいる家は、強固ですか?
・新耐震基準を満たしているか
・老朽化していないか
□在宅避難用グッズが用意されていますか?
【発生後】
□電気、ガス、水道などは使えますか?
□自宅の安全を確認できていますか?
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周囲からのサポートが必要な場合は、避難所に!
★事前にハザードマップで災害のリスクと一緒に避難行動フローを確認しよう
(令和3年8月発行)大磯町土砂災害・洪水ハザードマップの概要
〇 在宅避難のメリット
・プライバシーを守ることができる。
・暑さ・寒さ対策がしやすい。
・ペットと避難生活を送ることができる。
・乳幼児や高齢の方々など、立退き避難による負担を軽減できる。
・生活環境のコントロールできる。
・感染症リスクの軽減。
⇒ 早く日常生活を取り戻すことにもつながり、メリットがたくさんあります!
在宅避難の備え
もしもに備えて、日ごろからご自宅で避難生活ができるよう環境を整えておきましょう。
災害時の在宅避難に備え、日ごろからの備蓄が必要です。
⇒ 最低3日分できれば1週間分の備蓄を用意しましょう!
〇 日常備蓄とローリングストック
「日常備蓄」とは、日ごろ使用している食料品や生活必需品などを常に少し多めに備えることで、大規模災害時にライフラインや物流が一定期間機能しなくなった場合でも食料品等を活用できます。
「日常備蓄」 「ローリングストック」
このように、「日常備蓄」と日ごろから非常食を食べて買い足す「ローリングストック」の組み合わせることにより、常に少し多い状態をキープできます。
★通常の備蓄と比較して、より手軽に備蓄を始めることができるので、食料品や生活必需品などを非常用として備蓄することが難しい人におすすめの方法です。
更新日:2024年05月08日