ペットの防災について考えてみましょう

更新日:2023年12月12日

災害時にペットを守れるのは飼い主だけです。

そのため、ペットの防災は飼い主による自助が原則です。

日ごろからペットの防災について考え、災害時には飼い主同士が協力して、ルールを守りながらペットの飼育・衛生管理を行いましょう。

ペットと安心して避難するために

地震や津波などの災害から避難するとき、お家のペットはどうすれば良いのか考えていますか?

「大切な家族の一員だから置いてはいけない!でも避難所に連れて行っても大丈夫なの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

ペットと一緒に避難するための準備や注意点について知っておきましょう。

 

同行避難と同伴避難の違いを知っていますか?

同行避難」とは、避難所までペットと一緒に避難することです。(避難行動pettohinan

同伴避難」とは、避難所でペットと一緒に生活を送ることです。(状態)               

ただし、原則として同行避難後、避難所内の飼養場所での飼育(同伴避難)となり、体育館内等の同室での避難生活を送ることはできません

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※避難所ではケージに入れての飼育が原則です。

                   

災害への備え

ペットのための防災用品を準備しましょう

飼い主が責任をもって、ペットの命を守れるように準備しておきましょう!

〈ペットの非常用持出品の例〉

・ペットフードと飲料水(最低5日分[できれば7日分以上])

・ケージやキャリーバック

・予備の首輪やリード(伸びないもの)

・常備薬・療法食                                                        

・トイレ用品

(ペットシーツ・猫砂・消臭剤など)                  

・排せつ物の処理道具

・ペット用の食器toire

・ウェットタオルや洗浄綿

(目や耳の掃除など多用途に利用可能)

 

 

身元を表示する

避難先などでペットが迷子になっても飼い主のもとに戻ってこられるようにするために大切です。携帯電話で写真を撮っておいたり、迷子札に連絡先を書いておくなど、対策をしておきましょう。

〈犬の場合〉maigohuda

・首輪と迷子札

・鑑札

・狂犬病予防注射票

・マイクロチップ

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〈猫の場合〉

・首輪と迷子札

(猫の首輪は引っ掛かり防止のために、力が加わると外れるタイプが良いと言われますが、これを使用する場合はマイクロチップの装着も推奨します。)

・マイクロチップ

 

          

基本的なしつけや衛生管理をしておく

避難所で一緒に生活する人の中には、動物アレルギーがあったり、鳴き声やにおいが苦手という方もいるので配慮が必要です。

ペットが避難先でも落ち着いて生活できるように、ペットケージに慣れさせたり、暴れたりむやみに吠えたりしないよう普段からのしつけをするほか、衛生上の観点から定期的にシャンプーやトリミング等をしておきましょう。
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ペットの健康管理も大切に

避難所等の普段とは違う、慣れない場所で過ごすことはペットにとっても大きなストレスとなります。

ワクチン接種や不妊去勢措置、寄生虫予防・駆除など日頃から健康管理に十分配慮するほか、匂いのついたおもちゃやタオルなどを持っていったり、食欲があるかなどを細かく観察し、ペットの健康管理をしましょう。

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災害が発生したら

健康面やしつけを含め、平常時から適切な飼育をすることが、最も有効な災害対策です。

日ごろから適切な飼育を心掛け、いざという時のために備えましょう!

 

・災害が発生したらまず自身の身の安全を確保し、落ち着いてからリードでつないだりケージに入れるなどしてペットの安全を守りましょう。

・滞在している場所が危険な場合は、近くの避難所や知人宅などの事前に検討していた避難先に移動する準備をしましょう。

・ペットを預け、飼い主は別の避難所へ避難するなどの方法も検討しておきましょう。


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