御船祭の調査に行ってきました

更新日:2024年08月22日

一か月ほど前ですが、7月14日に高来神社の御船祭を調査してきました。

神輿が高来神社と各地区から出るのですが、偶数年には北下町と南下町の下町地区から2艘の船形の山車が出ます。2024年の今年は偶数年で、山車を見ることができました。コロナ禍を挟んだため、今年はなんと6年ぶりに出したそうです!

北下町と南下町の地区を山車が曳かれ、船の上では木遣師(きやりし)による木遣歌が歌われました。山車は2艘とも「明神丸」と呼ばれていますが、意匠などそれぞれ見た目が異なります。

みなみしたまちみょうじんまる

南下町の山車(明神丸)

きたしたまちのみょうじんまる

北下町の山車(明神丸)
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みなみしたまちのみょうじんまるときやりし

南下町の山車(明神丸)と木遣師

きたしたまちのみょうじんまるときやりし

北下町の山車(明神丸)と木遣師
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みなみしたまちのてこぼう

山車をテコボウで方向転換している様子(南下町)

山車にはハンドルがついていないため、方向転換の際にはテコボウという木の棒で山車を押し上げ、方向転換を行います。

北下町の準備の様子

山車の準備の様子(北下町)

14日の当日は早朝から準備が行われました。保存会の人たちで準備を行います。2~3週間前から山車の組み立てを行います。

きたしたまちきやりし

北下町の木遣師

みなみしたまちきやりし

南下町の木遣師

2そうのふなだし

14時前には2艘の山車が向かい合い、木遣歌が歌われました。

華やかな山車でした。次に会えるのは2年後の2026年です。楽しみです。

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