こどもがかかりやすい感染症
感染症とは
ウイルスや細菌等の病原体が体の中に侵入し、何らかの症状が現れた状態を「感染症」といいます。
お子さんが集団生活をはじめる前に、感染症の予防を心がけましょう。
こどもがかかりやすい感染症

- 百日咳
- 咽頭結膜熱
- 感染症胃腸炎(ロタウイルス)
- 水痘
- 手足口病
- 伝染性紅斑
- 突発性発しん
- 感染性胃腸炎(ノロウイルス)
- ヘルパンギーナ
- ボツリヌス症
- 麻しん
- 流行性耳下腺炎
- RSウイルス感染症
その他の感染症は厚生労働省ホームページ(感染症情報)〈外部リンク〉をご覧ください。
感染症の予防
感染症対策の基本
「手洗い」「咳エチケット」「換気」は感染症対策の基本です。
手洗い・消毒
食事前、トイレの後、帰宅時など、まず手洗いを心がけましょう。
咳エチケット
医療機関や学校・職場など多くの人が集まる場所では、マスクの着用や咳エチケットを心がけましょう。
定期的な換気
空気の流れを意識して、効果的な換気を心がけましょう。
予防接種
予防接種を受けるとその病気に対する免疫(抵抗力)がつくられ、感染症の発症あるいは重症化を予防することができます。
予防接種にあたっては、医師などに相談し、十分に理解(ワクチンの有効性、副反応など)を深めたうえで接種をお願いします。
関連情報
国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト〈外部リンク〉
感染症情報
RSウイルス感染症
RSウイルスに感染することで、引き起こされる呼吸器の感染症です。
生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも1度は感染すると言われており、何度も感染と発病を繰り返します。
幼児期や成人でかかると軽い風邪症状で済むことが多いですが、生後6か月以内に感染した場合や2歳未満の基礎疾患を有する児、早産児が感染した場合は、細気管支炎、肺炎など重症化する場合があります。
また、慢性呼吸器疾患等の基礎疾患を有する高齢者が感染すると、重症肺炎を起こす原因になることもあり、注意が必要です。
症状と潜伏期間
感染してから潜伏期間は2~8日と言われており、発熱、鼻汁などの症状が数日続きますが、多くは自然軽快します。
その後咳がひどくなる、喘鳴が出る、呼吸困難となるなどの症状が出現した場合、細気管支炎、肺炎へと進むことがあります。
ウイルスに対する特別な治療法はなく、症状を和らげるための治療が中心です。
感染経路と予防のポイント
感染経路は咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込む飛沫感染や、ウイルスが付着した手で鼻や口を触ることで感染する接触感染です。
そのため、予防策としては日常的に触れる物や場所をこまめに、アルコールや塩素系の消毒剤などで消毒したり、流水・石けんによる手洗いやアルコール製剤による手指の消毒があります。
また、咳エチケットやマスクの着用も効果的です。
RSウイルスワクチン
60歳以上を対象としたワクチンと、生まれてくる子の予防を目的に妊婦に接種するワクチンがあります。
いずれも法令にもとづく予防接種ではない任意の予防接種であり、接種費用は全額自己負担になります。
接種を希望される場合は医療機関にお問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
町民福祉部 子育て支援課 こども家庭係
〒255-8555
神奈川県中郡大磯町東小磯183
電話番号:0463-61-4100(内線:361,362)
ファックス:0463-61-1991 メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年06月25日