第五次総合計画について
計画策定の趣旨
本町では昭和48年に総合計画を策定して以降、これまで四次にわたり大磯町総合計画を策定しています。
全国的に急速に進行する人口減少や少子高齢化、それに伴う税収の減少や社会保障費の増大による財政の悪化など、地方自治体はますます厳しい状況下に置かれることが予測されます。その一方で、高度情報化、国際化社会への対応、防災・防犯への町民意識の高揚、また、地域コミュニティの希薄化への対応など、町政に求められる役割が多様化してきています。
これらの課題に的確に対応し、誰もが豊かで満足できる生活を実現するため、長期ビジョンを示すとともに総合的かつ計画的な行政運営を推進するため、「大磯町第五次総合計画」を策定しました。
計画の構成
第五次総合計画は、2021年度(令和3年度)から10年間を見通し、2030年度(令和12年度)を目標年次とする計画です。
総合計画は、基本構想、基本計画、実施計画の三層構造となっています。
基本構想
大磯町がめざすべき将来像と達成するための施策の大綱等を示すものです。
基本構想は、大磯町総合計画策定条例の規定により、議会の議決を経て策定することになっており、令和2年9月議会定例会で議決され策定しました。
計画期間については、令和3年度を初年度として10年間としています。
まちの将来像
「紺碧の海に緑の映える住みよい大磯」
まちづくりの基本理念
「郷土の誇りとくらしの親和」
「つながりと創生」
施策の大綱
1.安全安心でいきいきとくらせるまちづくり
2.町民の力や知恵が集まるまちづくり
3.快適でくらしやすいまちづくり
4.心豊かな人を育むまちづくり
5.元気や活力が生まれるまちづくり
基本計画
基本構想を具現化し実現するための施策の基本的な方向を示すものです。
基本計画は計画期間を5年間とし、令和3年度からの前期基本計画と、令和8年度からの後期基本計画で構成します。
実施計画
基本計画の施策を実現するための具体的な事業を示すものです。
実施計画の計画期間は3年間とし、毎年度に事業評価や検証を行うローリング方式によるものとします。
これまでの経過(ワークショップ・総合計画審議会など)
第五次総合計画策定にあたり、町では町民の皆さんから広く意見を聞くため、ワークショップや卓話集会の開催、他にも、町の将来を担う子どもたちからの意見を聞く機会を設ける等、町民参加を重視した取組みを行ってまいりました。
また、町の教育、産業などの分野に携わる方や、学識を有する方、また、町民公募の方などにより委員構成される総合計画審議会を随時開催し、総合計画の策定に関する重要事項等について、多角的かつ専門的な見地から審議していただきました。
総合計画の歩み(第一次~第四次総合計画)
第一次総合計画
計画期間:昭和48年度~昭和60年度
施策の大綱
- 海と緑に恵まれた首都圏近郊の町
- 明るく心身ともに健康な町
- 人間性あふれる教育を伝統とする町
- 環境に調和した豊かな産業の町
第二次総合計画
計画期間:昭和61年度~平成7年度
施策の大綱
- 自然環境に恵まれた住みよいまち
- 健康で、安心してくらせるあたたかみのあるまち
- 人間性豊かな、教育と文化をはぐくむまち
- 生産性豊かな活力あるまち
第三次総合計画
計画期間:平成8年度~平成17年度
施策の大綱
- 健康で安心してくらせるふれあいのまち
- 豊かな自然と歴史が調和した風格あるまち
- 心豊かな教育と香り高い文化をはぐくむまち
- 生産性豊かな活力あるまち
- 町民参加で発展するまち
第四次総合計画
計画期間:平成18年度~令和2年度
施策の大綱
- 安全で安心なあたたかみのあるまち
- 町民の力や知恵があつまるまち
- 人と自然が共生する循環のまち
- 心豊かな人を育てるまち
- 個性と魅力と活力のあるまち
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更新日:2021年03月26日