【資料館常設展示】吉田茂が昭和天皇御大礼の際に着用した装束の一部を展示しています。

更新日:2021年04月07日

郷土資料館常設展示室の吉田茂コーナーで、4月から6月まで吉田茂が昭和天皇の御大礼で着用した装束の一部を展示しています。

昭和天皇の御大礼が挙行されたのは昭和3年11月のこと。吉田茂は当時外務次官を務めており、御大礼には大礼使参与官として参列しました。大礼使とは、大礼の事務をつかさどる職員のことで、総裁、長官、次官、参与官、事務官で構成されます。このときは、長官に近衛文麿、次官には鳩山一郎がいました。

11月10日に取り行われた即位礼で、吉田は庭上参役者(ていじょうさんえきしゃ)を務めました。今回展示している資料からは、儀式の際に吉田が武官束帯の装束をまとっていたことがうかがえます。

【参考文献】大礼記録編纂委員会 編『昭和大礼要録』 内閣印刷局、1931

郷土資料館常設展示風景

郷土資料館常設展示室吉田茂コーナーの展示

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