海岸へ海藻・漂着物の調査に行ってきました。

更新日:2020年02月06日

1月30日に北浜海岸、照ヶ崎海岸へ漂着物と海藻の調査に行ってきました。

この日は干潮13:32、潮位62センチ。

 

干潮に合わせて行きました。

 

 

まずは港から。

minato

手前の茶色い海藻がマルバアマノリ、奥のものがウスバアオノリ。

広げると結構大きいです。

測ってみたら、マルバアマノリが6センチでした。

 

 

そして、北浜海岸へ。

kitahamakaigan

なんとなんと。

海の手前が大きな水たまりになっていました。

水位は大人の膝あたり。

写真左手のほうが低くなっていて潮が満ちてくると

海水が流れ込んでくるようです。

 

 

照ヶ崎海岸へ。

terugasaki

砂が減ってコンクリートがずいぶん出ています!

以前はここに荷物を置いて使ったりしていました。

 

そのほか気が付いた点

岩場の手前の海中に大きな平らな岩が出現していたこと。

砂浜の面積が少なくなっていたこと。

 

台風で砂が流されてしまうことがあります。

今回は秋の台風から時間が経ってしまったのでわかりませんが、

台風の前後などで砂浜の様子を確認したら何か発見があるかもしれません。

 

 

さて、本日の貝殻類は

simamenouhunegai

シマメノウフネガイ。

 

 

suzumegai

スズメガイ。

 

 

namimagasiwa

ナミマガシワ。

 

 

海藻類は

hukuronori

フクロノリ。

 

 

kagiibaranori

カギイバラノリ。

よく打ちあがっているのを見かけますが、

食べることもできるそうです。

 

 

amijigusanonakama

アミジグサ科の仲間。

 

 

kaimen

そして、海綿。

これも生き物です。

小さい穴から海水を取り入れ栄養分を吸収して、

いらない水分は大きい穴から出しています。

 

 

波が静かだと、海の鳥も見ることができます。

もう少しするとワカメがとれる季節になります。

潮がもっと引くようになると

磯の生き物も見ることができます。

 

さあ、今月も寒さ対策をして、自然を見に出かけましょう!

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