企画展「鴫立庵」の展示解説を行いました

更新日:2019年11月14日

秋季企画展「鴫立庵」を開催中です。

本日(11月10日)は、展示解説を行いました。

今回の企画展では、展示解説を3回行う予定でしたが、先月10月13日は、台風19号による臨時休館に伴い、残念ながら中止となってしまいました。満を持して、1回目の展示解説です。

大磯町にある俳諧道場「鴫立庵」の歴史を、庵の開設から戦後の鈴木芳如庵主の活躍まで紹介しました。今回の展示は、俳諧の歴史もお伝えしないと説明が難しく、言葉数が多くなってしまうところが悩ましいところです。次回11月24日は、もう少しわかりやすい解説を心掛けたいと思います。

とはいえ、最後の質問時間には、「俳諧」と「俳句」の違いに関する質問が出るなど、参加者の皆さまもハイレベルでした。

現在では、俳句を知らない人はいないと言われるほど、五七五のリズムは日本人の感性に刻まれています。俳句を作る楽しみもありますが、時には俳句・俳諧の歴史を振り返ってみるのも、日本人の感性や地域の歴史を知ることになるかもしれません。「鴫立庵」展がそのようなきっかけになれば、と思っています。

次回の展示解説は、11月24日(日曜日)午後2時からです。予定の日時に、企画展示室へお集まりください。ちなみに、今日(11月10日)で前期の展示が終わり、11月12日からは後期の展示となります。1世庵主大淀三千風の書2点のみですが、展示替えしますので、またご来館いただければ幸いです。

2019年11月10日鴫立庵展展示解説

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