春季企画展「きらびやかな雛人形の世界」

平成26年2月22日（土曜日）～4月6日（日曜日）

大磯町郷土資料館　企画展示室
詳細は地図情報を参照ください

 　雛祭りは上巳（じょうし）の節供（節句）、あるいは桃の節供ともいい、女児のすこやかな成長を願って雛人形が飾られます。雛祭りの起源はさまざまな説がありますが、すでに平安時代には「ひいな遊び」と称して人形を使ったままごとのような遊びをしていたことが知られています。これは、もともと中国で３月の巳の日に穢（けが）れを祓（はら）うために水辺で禊（みそぎ）をおこなっていた儀礼が伝えられたといわれ、わが身の穢れを人形に託して川などに流したのが始まりのようです。やがて、貴族階級の女児の「ひいな遊び」は徐々に庶民に浸透していきますが、桃の節供として一般に広く普及するのは江戸時代中期以降であるとされています。　また、雛人形も古くは質素な紙雛や土人形でしたが、次第に豪華な人形が作られるようになり、段飾りも登場します。
　郷土資料館では、江戸時代末期から昭和時代までに作られた雛人形を所蔵しています。その時々のきらびやかな雛人形の世界をお楽しみください。

雛人形展ちらしPDF(PDF:1.7MB)

午前9時～午後5時
（入館は午後4時30分まで）
 

毎週月曜日・毎月1日（館内整理日）

無料