アライグマ・ハクビシンでお困りの方へ

更新日:2020年10月27日

生活被害について

 近年、アライグマやハクビシンが民家の天井裏や物置、空き家などに棲みつき、糞尿被害や家庭菜園を荒らされるなどの被害をもたらしています。特に、天井裏で糞尿をされてしまうと、天井にシミを作り異臭を発するため、健康にも悪影響を与えます。

 

被害対策について

 被害を防止するには、以下のような自己防衛対策が必要です。

・縁の下や軒下など、侵入口になりそうな穴を塞ぐ。

・安易に屋根に上れないよう、庭木の枝をこまめに剪定する。

・生ごみはできるだけ外に出さない。

・食べ残ったペットフードは放置しない。

・庭の果樹はすべて収穫する。

・柵やネットを設置し、庭先からの侵入を防ぐ。

 

捕獲について

 野生鳥獣を捕獲するためには、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(以下、鳥獣保護管理法)」により許可が必要になります。

 許可なく野生鳥獣を捕獲すると、鳥獣保護管理法違反となります。鳥獣保護管理法に違反して野生の鳥獣を捕獲した場合は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられます。

 

※捕獲を希望される方は、下記担当課までお問合せください。

 

捕獲器の貸出について

 町では捕獲器の貸出を行っています。(貸出状況により、お待ち頂く場合があります。)

貸出期間:原則2週間以内

費用:無料

申請手続:ご希望の方は、下記担当課までお問合せください。

※また、ご自身で捕獲器をお持ちの方も、捕獲する際は許可が必要になります。

 

アライグマとは

 

原産地  カナダ南部、アメリカ合衆国、中央アメリカとその周辺地域

体  色   灰白色、黒色

       目のまわりから頬にかけて黒いマスクのような模様がある

尾      長く密にふさふさとした毛が生え、4~7条のリング模様が特徴

頭胴長  41~60センチメートル

尾  長   20~41センチメートル

体  重   2~10数キログラム

 

アライグマは繁殖力が高く、様々な環境で生息することができます。また、雑食性であり環境の状況に柔軟に対応して様々な物を食べる傾向があります。一般的に夜行性で、日中は樹洞や屋根裏、廃屋に入り込んでいることが多いです。

 

ハクビシンとは

体  色 体の大部分は灰褐色 四肢は黒色

             額から鼻先まで白い模様がある

尾    尾の先は白色や黒色など個体差がある

体  長 全長90~110センチメートル

体  重 3~4キログラム

 

ハクビシンは夜行性であり、木登りが得意です。そのため屋根裏や倉庫に入り込み、ねぐらにしてしまいます。そこに糞尿を排泄して、天井にシミができてしまったり、悪臭が発生したりします。また、農作物では果実に被害が多いです。

 

ハクビシン・アライグマなどに関する情報をお寄せください!

 野生動物による被害の状況を確認しています。

 近年、市街地を含む町内全域で、ハクビシンやアライグマなどが多く出没しています。

 野生動物の目撃情報や被害について、情報をお寄せください。

 1.目撃した動物の種類、2.日時、3.場所、4.目撃の情報、5.被害状況 など

 お寄せいただく方法

 下記担当まで、Eメール、郵送、FAX、電話などでご連絡ください。

 また、下記の専用用紙にご記入いだだくことも可能です。

   ハクビシン、アライグマ等に関する情報の専用記入用紙(Wordファイル:16.9KB)

 

この記事に関するお問い合わせ先

産業環境部 環境課 環境・エネルギー係
〒259-0103
神奈川県中郡大磯町虫窪66
電話番号:0463-72-4438
ファックス:0463-71-8467
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