大磯町空家等対策計画（原案）に対する意見募集の実施結果について

　大磯町の空き家等対策は、平成29年度から「大磯町空家等対策に関する指針～既存ストックを活かし未来へつなぐためのガイドライン」を運用してまいりました。今後、空き家の除却や管理、利活用などを進めていくにあたり、公的支援等を受けられる体制や、特定空家に対する法的措置を実施する体制を整備して、より実効性のある空き家等の対策を推進していくために、「空家等対策の推進に関する特別措置法（以下「法」という。）」に基づく「大磯町空家等対策計画」を策定します。

　今後は、行政が主体となった空き家等対策だけではなく、地域団体や民間企業などとの連携を今まで以上に強化していくことが大切だと考えます。多様な空き家等対策の主体が、互いを尊重し合い、互いの得意分野で補い合いながら、良好な住環境の維持と地域の活性化につなげていきたいと思います。

　本計画は、法の趣旨を尊重しつつ、本町の正確な空き家の実態の把握に努め、傾向分析のうえで空き家の所有者等へ向けた情報提供や相談対応など積極的に取り組むことで、空き家等の「予防」、「管理」を促進していくとともに、本町への移住、店舗開設、各種就業及び地域コミュニティなどのニーズに応えていくための体制や仕組みを確立・運用していくことで、空き家等の「利活用」を促進し、良好な住環境の維持及び地域の活性化に寄与することを目的とします。

　今後の10年を見据えた「大磯町空家等対策計画（原案）」は、法定協議会である「大磯町空家等対策協議会」の承認を得て取りまとめました。この「原案」について、町民の皆さんからご意見を募集しました。