大磯町総合防災訓練~津波土砂避難訓練~を実施しました
今回の総合防災訓練~津波土砂避難訓練~は、訓練内容を2部制にして実施しました。
第1部は、大規模地震発災時における安全確保並びに津波及び土砂災害からの迅速な避難行動を確認することにより、避難意識を向上させることを目的に避難訓練を実施しました。
第2部は、町職員が避難所の開設及び運営要領の確認や応急給水訓練をはじめとする様々な訓練を実施することで、避難所における包括的な災害対応能力の向上を図るため、避難所訓練を実施しました。
また、町民の皆さまに避難所の状況を見ていただき、実際に避難した場合のイメージを膨らませていただくことで、避難する際に必要なものや、避難所で協力するべきことなどの確認をしていただきました。
訓練の様子が湘南ケーブルネットワークで放送されています!
湘南チャンネル(CATV002ch)
11月20日(水曜日)~ 11月25日(月曜日)
8:00 ~ 8:40 / 12:00 ~ 12:40 / 19:00 ~ 19:40 ほか
地上波11ch
11月19日(火曜日)~ 11月25日(月曜日)
22:00 ~ 22:40 ほか

実施日時
令和6年11月17日(日曜日)午前8時から午後0時30分まで
訓練想定
11月17日(日曜日)午前8時05分頃、天候は晴れ、相模トラフ沿いを震源とするマグニチュード8.2、震度6強の大規模な地震により、津波が発生するおそれがあるほか、前日までに継続的に降雨が続いていたことに加え、地震によりさらに地盤が緩み、土砂災害の発生リスクが高まっている状況。
実施内容
第1部【避難訓練】
(1)避難訓練
参加対象者:町民
緊急地震速報の放送後、安全確保行動(シェイクアウト)を行い、いっとき避難場所まで避難する避難訓練。
(2)地区情報受伝達訓練
参加対象者:各地区役員、町職員
おおいそ防災・行政ナビを用いた安否確認・災害状況報告・写真投稿による情報伝達要領の確認。
第2部【避難所訓練】
参加対象者:町民、町職員
(1)避難所開設・運営訓練
大津波警報解除後における指定避難所の安全確認から避難所開設及び運営までの一連の行動確認。
(2)応急給水訓練
・給水車から給水タンクへの注水及び給水袋への注水並びに給水タンクの組立訓練。
・耐震性貯水槽の操作方法の確認及び、避難所における応急給水に係る対応の実践。
実施結果
第1部避難訓練
第1部の避難訓練では、約1600名の方に訓練に参加いただきました。
多くの方が安全な避難経路を確認しつつ、いっとき避難場所を目指して避難されていました。災害の危険がある場所の確認や避難要領を確認していただいたことで、より迅速かつ適切な避難行動を行うための意識向上を図ることができました。

避難訓練の様子(東町地区から旧東海道松並木に向かっている)

避難訓練の様子(旧東海道松並木)

避難訓練の様子(中丸会館前)
第2部避難所訓練
第2部避難所訓練では、町内5か所の避難所にて合計約300名の方に訓練に参加していただきました。
各避難所では、職員による防災備蓄倉庫の確認や、備蓄されている物資や資機材の組立・点検を実施することで町の避難所運営能力の向上に繋げることができました。
また、避難所の設営状況を町民の皆様に確認及び体験していただいたことで、避難所イメージの具体化を図ることができました。
特に、給水タンクの組立や給水車の受入れ、耐震性貯水槽の操作確認の実施により、大規模災害発生時における安定した給水体制づくりを進めることができました。

設営状況確認の様子(大磯小学校)
トラックの上に給水タンク(移動式給水タンク)を積載した様子(西湘管工事業協同組合様協力)

給水タンクの組立ての様子(大磯小学校)

トイレの組立ての様子(国府小学校)

耐震性貯水槽の操作訓練の様子(国府小学校)
トイレの組立ての様子(大磯中学校)

給水タンクと給水車の様子(大磯中学校)
給水袋に注水している様子(大磯中学校)
耐震性貯水槽の操作方法を説明している様子(大磯中学校)

防災倉庫の確認をしている様子(国府中学校)

防災資機材の組立ての様子(国府中学校)
防災倉庫の確認をしている様子(大磯高校)

給水訓練を観覧している様子(大磯高校)
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更新日:2024年11月22日