令和5年度大磯町津波土砂避難訓練を実施しました!
相模トラフ沿いを震源とする大規模地震の発生により大津波や土砂災害の発生が予想されることから、「あわてず」に「直ちに高台や安全場所へ」をテーマに避難経路、避難場所、誘導体制などを確認する津波土砂避難訓練を実施しました!
また、個別避難計画を用いて避難行動要支援者の避難要領を確認し、避難支援を行う避難行動要支援者避難訓練を実施しました!
職員については、町民の避難誘導後、本庁舎が使用不能時の代替庁舎である「ノジマ大磯スクウェア」にて、大磯町代替庁舎(ノジマ大磯スクウェア)災害対策本部設置等訓練を実施しました。
同時刻、国府小学校にて避難所開設訓練及び応急給水訓練も実施しました。
実施日時
令和5年11月5日(日曜日)午前9時から12時まで
訓練想定
令和5年11月5日(日曜日)午前9時頃に、相模トラフ沿いを震源とするマグニチュード8.2、震度6強の大規模な地震が発生。
地震発生から5分後の午後9時5分頃、Jアラートにより大津波警報が放送され、第1波は午前9時30分に到達するという想定で実施しました。
訓練内容
~津波土砂避難訓練~
参加対象:町民
(1)安全確保行動(シェイクアウト)
「まず低く」「頭を守り」「動かない」という身を守る安全確保行動を実施しました。
(2)避難訓練
自宅等から近くの「いっとき避難場所」(避難目標地点)に避難しました。
(3)安否確認訓練
発災後、各地区で定める方法(安否旗の掲揚等)により安否確認を実施しました。
(4)情報受伝達訓練
各地区は、地域で定める「いっとき避難場所」へ避難後に避難者数を把握し、事務局(危機管理課)にその概要をタブレットの災害状況報告機能で報告しました。
また安否確認結果については、MCA無線機にて事務局(危機管理課)に報告しました。
~避難行動要支援者避難訓練~
参加対象:町内会・自主防災組織役員、民生委員・児童委員、その他避難支援関係者
(1)避難行動要支援者避難訓練
個別避難計画に基づき、避難行動要支援者の避難行動を支援しました。
(2)個別避難計画の作成
避難行動要支援者の避難を円滑に行う個別避難計画の作成を進めるため、だれが助けるか・どうやって逃げるか・どんな支援が必要かなどのヒアリング等を行いました。
~大磯町代替庁舎(ノジマ大磯スクウェア)災害対策本部訓練~
参加対象:町職員
(1)住民避難誘導訓練
職員により、各地区で定められた「いっとき避難場所」への避難誘導を実施しました。
(2)代替庁舎(ノジマ大磯スクウェア)災害対策本部設置等訓練
本庁舎使用不能時の代替庁舎である「ノジマ大磯スクウェア」にて、災害対策本部や各部班の執務室を設置し、災害応急対策業務についてのディスカッションを実施しました。
また、可搬型防災行政無線の設置訓練やMCA無線機による、各地区の「いっとき避難場所」の安否確認を行う通信訓練を実施しました。
(3)避難所開設訓練(国府小学校)
避難所開設に必要な資機材である段ボールベッド等の組み立てや蓄電池の操作、給水車による応急給水訓練を実施しました。
また、国府小学校とノジマ大磯スクウェアの間でTV電話を行いました。
実施結果
安否確認訓練では、対象総世帯数が9,932世帯のうち、安否確認のとれた世帯数が6,517世帯となっており、町内の65.6%の世帯の皆様に訓練に参加していただきました。
避難訓練では、総避難者数が2,463人となっており、昨年訓練時の2,066人と比較し、約20%増加しました。
今後は、さらに多くの個別避難計画書やマイ・タイムラインの作成促進に取り組みます!
訓練の様子
避難誘導の様子 1避難誘導の様子 2
ノジマ大磯スクウェア集合の様子
TV電話の様子
災害対策本部の様子
ディスカッションの様子
可搬型防災行政無線設置訓練の様子 1
可搬型防災行政無線設置訓練の様子 2
MCA無線機による通信訓練の様子
国府小学校避難所開設(応急給水訓練)の様子
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2023年11月06日