国指定重要無形民俗文化財「大磯の左義長」について
国指定重要無形民俗文化財「大磯の左義長」
国指定重要無形民俗文化財「大磯の左義長」が開催されます。
日程 令和7年1月12日(日曜日) ※火入れは午後6時30分から
場所 大磯北浜海岸
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セエトバレエ(どんど焼き)
- 1月14日前後に行われるセエノカミサン(道祖神)の火祭り。大磯の各町内で実施され、南下町(坂下・浜之町・大泊・子の神)、北下町(中宿・浅間・大北)、長者町、山王町の9地区のセエトバレエが規模が大きく、北浜海岸で盛大に行われます。セエトバレエの火で焼いたダンゴを食べると風邪をひかない、燃やした書初めが高く舞い上がると腕が上がる、松の燃えさしを持ち帰って屋根にのせておくと火事にならないといわれています。
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オカリヤ(浜之町)
- 1月9日~11日 下町通り等の御仮屋に子どもたちが籠り、太鼓をたたくなどして賑やかに過ごします。地元の人々は、道祖神(セエノカミ)さんにお参りします。七か所にお参りすることを七所詣り(ナナトコマイリ)といい、今日では一か所増えて「七所参って八所(やあとこ)せ」といわれています。
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道祖神(御供:豆腐・御神酒)
- むかしがたりによると、12月8日は、目一つ小僧という疫病神が来て、人々の1年間の行いを帳面につけて回るそうです。目一つ小僧は、1月15日に取りに来るといって道祖神に帳面を預けますが、道祖神は前夜に自家もろとも帳面を焼いてしまい、それが祭の始まりといわれています。また、豆腐を食べると風邪をひかないといわれています。
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北浜海岸のサイト(9基)
- サイトは、下町の9地区(坂下・浜之町・大泊・子の神・中宿・浅間町・大北・山王町・長者町)によって作られます。オンベ竹を中心に、正月飾りなどを中に詰めてわらで巻いて仕上げます。
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仮宮
- 藁縄で編まれた仮宮には、悪霊、疫病神が押し込められており、ヤンナゴッコの際、若衆によって壊されます。
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ヤンナゴッコ
- 褌姿の若衆が、仮宮を海に引き入れます。若衆は浜方(はまかた)と陸方(おかかた)に分かれて綱を引き合い、必ず陸方が勝ちます。
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更新日:2024年12月03日