9月4日食育セミナーを開催しました
「大磯マコモ」かながわブランドへの道のり
大磯町立の小学校給食で提供され、子ども達にも親しまれているマコモタケをテーマに食育セミナーを実施しました。当日は、ケーブルテレビさん、農協さんが取材にいらっしゃいました。
講師は西方安雄氏です。大磯マコモ研究会代表で、都立高校の教員の傍ら、35年兼業農家として従事されてきた方です。
マコモタケの旬は9~11月頃で、旬の時期になると大磯町内の店舗で売られるため見たことがある方、購入したことがある方も多いと思います。まだ食べたことが無い方もこちらで食べ方やレシピを紹介しているのでご覧ください。
↓産業観光課作成のこちらのページでもマコモタケのレシピを複数紹介しています。↓
マコモタケとはなにか
イネ科植物で、田んぼで栽培されています。稲作と同じ作り方で農薬をほぼ使わずに栽培することができます。茎の部分は、出雲大社のしめ縄などに使用されているそうです。日本在来種のマコモタケは可食部が太くなることがなく、食用とされているものは中国由来の品種だそうです。
2メートルくらいの大きさに育ち、根元が膨らむと収穫時期です。根元が膨らむのは黒穂菌の働きによるもので、20℃~25℃で活発になることから、収穫時期は秋頃です。
かながわブランドへ認定
西方さんは今から11年ほど前に、大磯町内で新しくマコモタケの栽培を始められました。当時、マコモタケの栽培について全く知識がなかったそうですが、情報収集、研修会への参加、研究を重ね、2年目から「大磯特産品」に認定され、さらに2020年に「かながわブランド」に認定されました。
町立小学校給食でも提供されている大磯マコモタケですが、まだ食べたことがないという方も参加者の中にいらっしゃいました。今回の食育セミナーは、西方さんの大磯マコモタケにかける愛情の深さを感じられるお話でした。今後は、加工品への展開も考案されているとのことで、後継者の息子さんや若い生産者の方とこれからももっともっと発展していく注目の大磯マコモタケです!!

5月頃の畑の様子です。

大磯マコモのキャラクター「マコッキー」
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更新日:2024年09月09日