新型コロナウイルス感染症と記録・資料
令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、5類感染症となりました。3年前の令和2年から国内での感染が始まり、さまざまな対策が取られる中、緊急事態宣言に伴う臨時休館など、郷土資料館も影響を受けました。「三密回避」「ソーシャルディスタンス」…、そんなこともあったなぁ…と、10年後、20年後、30年後の私たちは、懐かしく思うことでしょう。
しかし、ちょっと考えてみましょう!この出来事、ただ「なつかしい」では済まされません。これだけ社会に大きな影響を与えた新型コロナウイルス感染症に伴うさまざまな出来事は、歴史的な大事件です。対策を呼び掛けた張り紙、マスクが不足したときにつくった手作りマスクなど、それらは後世に新型コロナウイルス感染症の社会的影響を伝える貴重な資料となります。
まだまだ、新型コロナウイルス感染症は完全に過去のものとはなっていませんが、今の時点で、関連するもので不要になったものがございましたら、郷土資料館へぜひご連絡ください。状況に応じて、郷土資料館において、大切に保管し、歴史を伝える資料として活用します。
臨時休館を伝える郷土資料館
郷土資料館で掲示していた感染防止対策を伝える案内
更新日:2023年06月09日